入園考査前のこの時期、幼児教室では

「お子さんを緊張させることがないよう、

いつも通りの生活をしてください。」

とお話されると思います。

そうそう、子どもはママの心を鋭くキャッチしますから、

ママの緊張は子どもにひしひし伝わります。

極力緊張感を抑えようと努力します。。。

それも結構なストレスですよね

私はストレスをため込んじゃうたちなので、

息子たちが小学校受験の際も、

幼稚園受験の際も結構・・・というか、

かなりの緊張状態だったことを思い出します。

考査日のだいぶ前から、気が上がってました

測りはしませんでしたが、

たぶん血圧も上がっていたのではないでしょうか(笑)


緊張なんてしない・・・という方が本当にうらやましい

今日はいくつかの受験にまつわるエピソードをご紹介します。

入園考査前のこの時期、緊張してるママも、緊張していないママも

参考までに読んでいただけたら嬉しいです。


エピソード1:うちの長男は食が細く、
食べることにあまり興味のない子どもでした。
ですから、三食を喜んで、というよりも仕方なく食べる感じで、
特に朝ご飯はやっと少し口にするくらい。
入園考査の面接で
「朝ごはんは何を食べてきましたか?」という質問があった時用に、
食欲のない子どもにも食べやすくて、答えやすい食事をと考え、
ちいさいおにぎりを何日間か毎朝つくって食べさせました
簡単に食べられて、お腹にもたまるので
息子も無理なく食べてくれました。
面接本番「朝ごはんは何を食べてきましたか?」
きたーっ予想通りの質問。
息子の答えは「おにぎり」
「そう、おいしいものね」
やったー
息子よ、よくぞ答えた
私は心の中でガッツポーズでした


エピソード2:友達の娘さんが幼稚園受験の時の話です。

その子はまったくママから離れられないお子さんでした。
遊んでいても、少しでもママの姿が見えなくなると、
火がついたように泣き出し、手が付けられない状態。
ママはひとりでトイレにも行けません。
こんな状態では幼稚園受験どころではないと、
ママもかなり悩んだようです。
そこで考えたのが「パパ・ママ人形」
お裁縫が苦手なママが、フェルト生地でちいさなパパとママの人形、
そして娘の人形をつくり、三つを糸でつなげたものを
娘のポケットに入れました。
「パパやママに会いたくなったら、このお人形をみてね」
と子どもにはなし、考査会場に送り出しました。
考査が終わり、笑顔で出てきた子どもに様子をきくと、
「パパやママに会いたくなったからお人形を出したんだけど、
ポッケにしまえなくなちゃったの。
そしたらせんせいがどうしたの?って
パパ・ママ人形をゆうちゃんのポッケにいれてくれたんだ」
とはなしてくれたそうです。
友達はあんな下手くそな人形を見られて恥ずかしい
って言ってましたが、
親の愛が先生のにも伝わったんじゃないかな・・・と私は思いました。
その子は見事、付属幼稚園に合格しました。


エピソード3:長男が小学校受験の時の話です。

小学校は1次、2次と考査が数日にわたる場合もありますし、
何校か併願もしています。
毎日考査が続いたり、時には、
一日のうちに二校はしごする場合もでてきます。
そんな中、息子は乾いた咳をしだしました。
心配なので、考査会場から直接かかりつけ医に行くと、
気管支炎と言われました。
その日から長い期間、毎日薬を服用することになるのですが、
診断を受けたときは、かなりショックでした。
受験の真っ只中、明日からの入学考査を
あきらめるべきかどうかも悩みました。
幸い気管支炎の症状は軽く、
息子も最後までよく頑張ってくれました。
志望校に合格できたのですが、いろんなことがあったなあ~と
なつかしく思い出します。

考査前、考査中、いろんなことがあるかもしれませんが、

「一生懸命育てたわが子を見てください」

という気持ちで、あきらめずにチャレンジしてきてくださいね。